モブサイコ100のペイント・オン・グラス
モブサイコ100、面白い技法(決して新しくはないけれど、今見ると逆に新しく感じてしまうものもあったり)が多く、毎週観ていて飽きません。
中でも最も面白く、謎と感じたのは
ペイント・オン・グラス 佐藤美代(Yellow Workers)
のクレジット。
ペイント・オン・グラス?グラスの上にペイント…?
「老人と海」みたいな手法ですかね…?
ちなみに、「老人と海」のロシアのアレクサンドル・ペトロフさんがガラスに油絵の具を指を使って描いたアニメ作品です。動画枚数は2万9千枚!聞いただけで気が遠くなりますが、圧巻の作品です。未見の方は是非。
脱線しましたが、モブサイコ100のペイント・オン・グラス(以下POG)はどういうところで使われているかというと、最も分かりやすいのはエンディングですね。これは佐藤さんが全てPOGで作成してるんでしょうね。本編だと例えば二話、女子高の体育館で悪霊退治?した後、恨み言を言って消え去る悪霊のあたりですね。
普通のセルアニメの技法では絶対に出来ない面白い表現です。
POGが実際にガラスの上に描くアナログな手法で制作されたのか、或いはデジタルで似たような雰囲気を再現したのか気になっていましたが、ちょっとググってみただけで解決されました。
佐藤美代さんのブログ?
””ペイント・オン・グラス(ガラスの上に絵の具)のアニメーションパートで参加しております””
とご本人が書かれていました。
東京藝大出身でペイントオングラスや砂のアニメーションを作られてるようですね。aftereffectsやphotoshopも使われるようですが、今回バリバリアナログなアニメーションなんでしょうね。
一体どういう経緯で佐藤さんが参加することになったのか、非常に気になるところです。どこかで記事になったりしないかな…。
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